何かをハックしようとしたら、「慣れる、そして馴染む」プロセスが重要だ。
なぜなら、人は学習能力が高いからだ。
実行する事で、学びを得て、立ち回りを磨いて、質を高めて、フィットさせていくというプロセスでしか、成長はでいないんだと思う。
プロダクト開発も、コミュニケーションも、お笑いも、仕事場での立ち回りも。
もちろん、まぐれはある。
初めての試合でホームランを打てる人もいるだろうし、初めて作ったプロダクトが世界中に広がることもあるだろう。
でもそれはまぐれだ。
狙ってできることではない。
しかも、まぐれなら、2回以上「うまくやる」ことも難しい。
なのでそれについて考える必要はないんだ。
慣れる、馴染む。
まず実行しまくって、そこからのアウトカムを馴染ませていく。
馴染んだら、自動化するなり、マニュアル化して他の人に任せるなり教えるなりすれば良い。
馴染ませて、それを適切に抽象化・体系化するというのが「ハック」するということだ。
慣れて、馴染むまでの期間は、いわゆる下積み時代というやつなのかも。
まだフィットしていない時代のアウトプット。
なので、何かをハックしようとしたら、「慣れる、そして馴染む」プロセスが重要だ。
なぜなら、人は学習能力が高いからだ。
でも、ハックした後、馴染んだ後も注意が必要だ。
馴染んだと思っていた市場や、ターゲットである人は時間と共に変化するから。
それが、ずっと売れ続けることが難しいということでもある。
常にフィットし続けないといけないんだ。
さらに、報酬に囚われすぎるのも危険だ。
信念や価値基準みたいなものがないとダメなんだと思う。アウトプットに対するこだわりとも言える。
お金の稼ぎ方、SNSでの承認のされ方。
出来上がった業界の中での裸の王様状態。
それでは、一般的な感覚を失ってしまう。
結局人間は、報酬というか、脳内物質の奴隷なんだろうな。
少し油断すると、人を狂わせてしまう。
ふと気を抜くと、相手やマーケット、社会のことを無視して、自分の面白い・アイデアベースの発言、失言をしてしまう。感覚のずれ。
自分なりの基準や理想、イメージや信念を持って、実行を繰り返して、馴染ませていくことが重要なんだろうな。